健康ひとくちメモ

野菜不足

健康づくりに1日350g以上の野菜摂取を

オーバーワーク・食事の不摂生・不規則な生活・ストレス・不眠・生活環境

生活習慣や食生活の変化などによって現代人の野菜不足が指摘されています。厚生労働省では1日350g以上の野菜摂取を推奨していますが、「平成27年国民健康・栄養調査」結果によると、20歳以上の1日の野菜摂取量の平均は293.6gに止まり、野菜不足がつづいている現状が明らかになっています。中でも、20代は男女とも摂取量が少なく、野菜摂取の目標値である1日350g以上摂取している人の割合は2割前後に止まっています。

野菜には大切な栄養素がいっぱい

オーバーワーク・食事の不摂生・不規則な生活・ストレス・不眠・生活環境

野菜には、健康維持に欠かせないビタミンやミネラル、食物繊維をはじめ、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。体内では合成できない栄養素や他の食品からは摂取できない栄養素などもあり、いろんな野菜を取り混ぜてバランス良く食べるのが理想的です。また、ほとんどの野菜は低カロリーなので、ダイエットの味方ともいえます。野菜が不足すると、免疫力が低下したり、生活習慣病などさまざまな病気の引き金にもなります。

緑黄色野菜と淡色野菜

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野菜は、大きく分けて「緑黄色野菜」と「淡色野菜」に分類されます。「緑黄色野菜」としては、にんじん、明日葉、かぼちゃ、しそ、パセリ、ほうれん草、トマト、ピーマンなどが知られていますが、厚生労働省では可食部100g当たりベータカロチンの含有量が600μg以上の野菜と定義しています。ベータカロチンは、その一部がビタミンAに変化し、眼精疲労や肌荒れ、かぜなどの予防に効果的とされているほか、体内の活性酸素を減少させることが知られています。「緑黄色野菜」にはこのほか、ビタミンCや、カルシウム、鉄分なども多くに含まれています。

一方、「緑黄色野菜」以外の野菜は「淡色野菜」とされ、キャベツ、タマネギ、大根、白菜、レタス、レンコンなどが知られています。例えばキャベツには、ビタミンCが豊富に含まれているほか、ベータカロチン、ビタミンB1・B2、ビタミンE、カリウム、カルシウムなども含有しているなど、「淡色野菜」にはそれぞれ体に欠かせないビタミンやミネラルなどを豊富に含有しています。

野菜不足をサポートする「青汁」

厚生労働省が掲げる1日350g以上の野菜摂取は、「緑黄色野菜」と「淡色野菜」のバランスが大切です。野菜の種類によって栄養価が異なるため、いろんな種類の野菜を摂ることが理想の栄養バランスにつながります。

しかしながら、日々の生活習慣や食生活を考えると、いろんな種類の野菜を一定量摂ることは難しいのが現実です。そこで、近年、野菜不足をサポートする商品として注目されているのが「青汁」です。

「青汁」は、新鮮な大麦若葉などを原料にしており、現代人が不足しがちな各種ビタミンやミネラル、酵素、食物繊維などをバランスよく含んでいます。安全で栄養価が高く、体内での吸収に優れているのが特長で、細胞賦活や腸内環境正常化、血液浄化、解毒などの作用が期待されています。また、「青汁」の栄養価を生かすとともに、腸内環境を整えるため、乳酸菌や食物繊維を同時に摂取するとより効果的といえます。

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